このプロジェクトについて
CHAPTER 01「枚方メンマ」を知っていますか
大阪府枚方市。京都と大阪のあいだにあるこの町の東のはずれ「奥ひら(枚方の奥)」では、手入れされなくなった放置竹林が広がり、全国で問題になっている里山の荒廃が静かに進んでいました。
その竹林整備で出る若竹(幼竹)を、捨てずにスパイスで“メンマ”に変える——カレー職人がそんな発想で立ち上げたのが「枚方メンマ」です。竹を切るほどに里山が守られ、しかも美味しい。メディアに取り上げられ、クラウドファンディングを成功させ、ふるさと納税の返礼品にもなった、枚方が生んだ小さな名物です。
枚方メンマ 全5種(スパイス塩・オイル漬・和風・中華・燻製クリチ和え)。スパイスから手づくり。
「にほんの里100選」に選ばれた穂谷の竹林で育った若竹が、スパイスメンマに。
CHAPTER 02その挑戦を、弟が受け継いだ
枚方メンマを立ち上げたのは、地元のスパイスカレーの名店「スパイス工房 燦」のマスター・東さん。その燦で修行していたのが、店主・久保竜太郎の弟、久保銀次郎です。
枚方の奥・穂谷の竹林で。放置竹林を整備しながら、切り出した若竹をスパイスメンマに変える、弟・久保銀次郎さん。
切った若竹は工房で炊いてメンマに(上段)。竹を器にしたコーヒーや体験イベントで、里山に人を呼び込みます(下段)。
「自分たちで育てた野菜で、究極のカレーを」——師匠とそんな話をするうちに畑を探し、たどり着いた穂谷で竹林に出会い、竹を切りはじめた。やがて銀次郎は、東さんから枚方メンマの事業ごと受け継ぎ、いまは「枚方竹林工房 銀」として竹林整備とメンマづくりを続けています。バンド活動で全国を回りながら、ライブ会場でもメンマを売る変わり者です。
関西・東京で月4〜5本のライブ。ステージに立ち、会場でもメンマを売る——竹を切り、歌い、メンマをつくる男です。
「にほんの里100選」に選ばれた穂谷の里山。竹を切るほど、この景色が守られます。
放置竹林を、地域の宝へ。師匠から受け継いだこの小さな循環を、弟は本気で続けています。
CHAPTER 03兄は、1,500km離れた友好都市にいた
兄・久保竜太郎も、同じ枚方の生まれ。大学で北海道に渡り、ヒッチハイク日本一周や牧場勤めを経て、2026年4月に北海道別海町へ移り住みました。そこで気づきます——別海と枚方は、友好都市だった。しかも、ただ提携しただけの間柄ではありませんでした。
1,500km離れていても、血はつながっている。町どうしも、つながっている。弟が枚方の竹林から作るメンマを、兄が北海道で広げる。こんなに分かりやすい応援の形があるか、と思いました。
CHAPTER 04なぜ、枚方と別海は結ばれたのか
いまから40年ほど前。一人の枚方の女性が、別海の酪農家へ嫁ぎました。その縁がきっかけで、後継者不足に悩む別海の酪農青年と、枚方など都会の女性をつなぐ婚活交流「菊と緑の会」が1984年にスタート。回を重ねるごとに新しい縁が生まれ、1987年、別海町と枚方市は友好都市になりました。数字にすると、その“縁の濃さ”が見えてきます。
出典:別海町「友好都市等について」(提携年月日・経緯)/枚方市「菊と緑の会inべつかい」(開催41回・参加658名・成婚97組)
別海には今も「枚方奥様の会」があり、弟・銀次郎の枚方メンマは、すでに別海の産業祭に枚方ブースとして上陸済み。40年分の縁が、すでにこの二つの町を結んでいます。
その縁の真ん中に、店をつくります。イベントスペース兼、夜はメンマを肴にしたスナック。別海の飲み屋街ど真ん中の空き店舗を借りて、枚方を北海道に届ける“非公式・枚方アンテナショップ”に育てます。肴は、もちろん枚方メンマ。いずれ別海産チーズと合わせた「クリームチーズメンマ」を自社製造し、ふるさと納税で全国へ。まずは非公式から、いつか枚方観光協会の公認を目指して。
CHAPTER 05この空き店舗から、はじめます
場所はもう決まっています。別海の飲み屋街のど真ん中、根室・厚床へ抜ける通りに面した1階の路面店。長らく眠っていた、「貸店舗」の貼り紙が出ていた空き店舗を借ります。
通り沿いの1階路面店。看板を出せば、車からも歩く人からもよく見える立地です。
いまはまっさら。タイル床に大きな窓、通りがよく見える明るいフロアと、シンク付きの厨房スペース。
この空間を、こうします——昼はイベントもできる土間、夜はメンマを肴にしたスナック。カウンター席とテーブル席、二層シンクとコールドテーブルを入れたレイアウトを構想中です。あなたの応援購入が、この内装の一枚一枚に変わります。
構想中のフロアプラン。カウンターで一杯やる人、テーブルで語らう人、イベントで集う人——枚方と別海がまざる場所に。
📍 北海道野付郡別海町 西本町。別海の中心部・飲み屋街エリアです。Googleマップで開く ▶
CHAPTER 06これは寄付ではなく、応援購入です
弟・銀次郎が枚方メンマを世に出すときも、クラウドファンディングでした。兄も、同じやり方で挑みます。ただし——大手サイトを使わない“自前”の応援購入です。
選んでいただいたリターン(ドリンク・メンマ・体験)は、開店後に必ずお返しします。お支払いは銀行振込のみ。いただいた金額は、そのまま開店準備の燃料になります。

